納豆ダイエットで健康的に痩せる!?脂肪燃焼と美容効果!
納豆は、健康維持に必要な栄養素が豊富で、しかも家計にもやさしいダイエット食品
です。納豆ダイエットの効果とやり方を知り、納豆が好きな人も、ちょっと苦手だった人も、楽しく続けられるように、納豆ダイエットの魅力に迫ります。
納豆ダイエットとは
納豆ダイエットとは、毎日納豆を1パック食べ続けるとてもシンプルなダイエットです。1日にたくさんの量を食べる必要はありません。食べ過ぎは特定成分の取りすぎになる危険もありますので、1日に1パックか2パックが適量です。
納豆はスーパーやコンビニで気軽に買えて、また、種類もとても豊富です。スーパーの棚に並ぶ全国のご当地納豆は、見ているだけで楽しくなります。納豆は味も風味もバラエティーに富む、人々の生活に根ざした奥の深い食材です。納豆をいろいろな料理に取り入れて、毎日食卓に並べましょう。食べ方を工夫して、家族そろって納豆で健康ライフを実現しましょう。
納豆のカロリー
納豆にもカロリーはありので、食べ過ぎれば太ります。
納豆のカロリーは、
40g(丸い容器タイプ)では80キロカロリー
50g(四角い容器タイプ)では100キロカロリー
です。一日の摂取カロリーの中で調整し、カロリーオーバーにならないように気をつけましょう。
納豆の発酵パワーと栄養素
納豆は大豆の発酵食品で、タンパク質をとるための貴重な保存食として昔から日本人に親しまれてきました。納豆には、タンパク質の他にも、ナットウキナーゼ、アディネポネクチン、リノール酸、イソフラボン、大豆サポニン、ビタミンBやE、そしてビタミンKなどの豊富な栄養素が含まれています。
納豆は発酵さすことにより、普通の大豆よりもタンパク質の体への吸収率が高くなっています。大豆の煮豆のタンパク質の吸収率は60%ですが、大豆を発酵させた納豆の体への吸収率は、90%にもなります。
納豆は発酵により、ビタミンやミネラルの効果も増え、脂肪燃焼力も高まり、ダイエットにとても効果です。また、運動と組み合わせると、納豆の脂肪燃焼効果はさらに上がります。
納豆のダイエットに効く成分
納豆に含まれる成分には、どのようなダイエット効果があるのかみてみましょう。
【納豆菌】
納豆菌は腸内環境を整え、便秘を改善してくれます。腸内環境が悪いと、老廃物が排出されずに体内に溜まり、新陳代謝が落ち、肥満やお肌のトラブルにつながります。
納豆菌で腸の活動を活発にして便秘を解消し、体内に老廃物を溜めない健全な体を作りましょう。便秘改善で吹き出物やお肌の荒れがなおり、美肌作りにも効果的です。
【ナットウキナーゼ】
納豆菌に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血液をサラサラにする働きがあります。血液の流れをよくすることで、身体全体の血液循環が良くなり代謝がアップします。
代謝が良いと体内の脂肪の燃焼がよくなり、痩せやすい体を作ることができます。糖質が体脂肪として溜め込まれる前に、エネルギーに変換してくれます。
【アディネポネクチン】
アディネポネクチンは「痩せホルモン」とも呼ばれ、大豆たんぱく質のサポンに含まれる脂肪燃焼を促す物質です。納豆を食べると、このアディネポネクチンが分泌され、脂肪燃焼率を高めます。
アディポネクチンは、悪玉コレステロールが付着してもろくなった血管の傷を修復するため、血管が詰まる動脈硬化や心筋梗塞のリスクを軽減するほか、糖尿病の予防にもなります。
【リノール酸】
リノール酸は納豆に含まれる必須脂肪酸で、血液中のコレステロール値を下げる働きがあります。そして、血中の悪玉コレステロールを排出してくれます。
血液中のコレストロール値が高いと動脈硬化を起こしやすく、心筋梗塞、狭心症、脳卒中の要因になります。リノール酸で血液を浄化しましょう。
【イソフラボン】
大豆イソフラボンは、ホルモンのバランスを整え、コラーゲンやヒアルロン酸の生成をうながし、お肌のシワやシミを改善してくれます。
女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをし、生理痛を和らげてくれます。また、更年期障害の動悸や情緒不安など、エストロゲンの減少に伴って起きる症状を改善してくれます。
【大豆サポニン】
血中のコレストロールが活性酸素で酸化され、LDLと呼ばれる悪玉コレストロールとなると、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こします。大豆サポニンは抗酸化作用が強く、体内の活性酸素を除去し、中性脂肪が酸化して悪玉コレストロールになるのを防いでくれます。
また、腸から吸収されたブドウ糖と脂肪酸が結合して、内臓脂肪や皮下脂肪になるのを抑制し、脂肪の蓄積を減らして肥満を予防してくれます。
【ビタミンBとビタミンE】
ビタミンBは糖質をエネルギーに変えて、疲労回復の助けをしてくれます。また、血中の疲労物質を体外に排出して、筋肉や神経の疲れを和らげてくれます。
ビタミンEには皮膚の修復や再生の働きがあり、美肌効果が期待できます。強い抗酸化作用があり、細胞の酸化を防ぎ、老化防止の効果が期待できます。
【ビタミンK】
ビタミンKは、骨へのカルシウムの吸収率をアップします。骨の形成には欠かせないほか、骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きがあります。
診断で骨密度が低かった人、また、肝機能が低下している人は積極的にビタミンKを摂るようにすると良いといわれています。
納豆はいつ食べるとより効果的?
納豆は食事の20~30分前に食べるのが良いと言われています。納豆が空腹感を和らげて、食べ過ぎを防いでくれるほか、糖の吸収を抑え、インシュリンの過剰分泌を抑えてくれます。
空腹時は糖が吸収されやすく、急に食べ物が入ってくると、インシュリンが大量に分泌されます。インシュリンの過剰な分泌を抑えることで太りにくい状況を作ってくれます。
また、納豆は発酵食品なので、購入してすぐに食べるよりも、賞味期限ギリギリまで発酵させて食べるほうが、納豆に含まれている有効成分がより増えて、ダイエットに効果的です。
納豆の料理で食卓を飾る
毎日同じ納豆ご飯では飽きてしまいますね。納豆のいろいろな食べ方を工夫しましょう。ヘルシーな食べ合わせの定番は、キムチや大根おろし、オリーブオイルを使った料理です。食材の組み合わせは、単に飽きないようにするだけでなく、納豆の有効成分の吸収率を高めるのにも役立っています。
【おろし納豆】
大根に含まれるアミラーゼなどの消化酵素は、胃腸の消化機能を助け、エネルギーを燃焼しやすくしてくれます。おろし納豆は、さっぱりとした大根おろしの食感で、納豆のネバネバが苦手な人にも食べやすいですね。大根おろしには、納豆に足りないビタミンCを補給してくれます。
【オリーブオイル納豆】
オリーブオイル納豆は、スプーン一杯のオリーブオイル10〜15mlを加えて混ぜ合わせるだけです。オリーブオイルはカルシウムの骨への吸収を助け、老化による骨粗鬆症の予防にもなる優れた健康食材です。オリーブオイルはカロリーが高いので、掛けすぎには注意しましょう。
【納豆キムチ】
キムチも発酵食品ですが、納豆菌ととても相性が良いです。キムチのカプサイシンという辛味成分には、脂肪燃焼効果があります。また、小さなエビの仲間のオキアミが入ったキムチを使うと、さらに脂肪燃焼効果があると言われています。キムチの乳酸菌と納豆の納豆菌を一緒にとって、脂肪燃焼効果をアップしましょう。
納豆ダイエット健康に痩せる!
栄養価が豊富で脂肪燃焼効果の高い納豆は、とても魅力的なダイエット食材です。しかもお値段もお手頃で、スーパーでも豊富な種類が販売されています。
納豆は、成分のナットウキナーゼが血液サラサラにして新陳代謝をアップし、脂肪の燃焼を促進します。また、納豆菌による便秘の解消はもとより、イソフラボンの力で加齢によるお肌の衰えを防ぎ、美肌効果があります。そして、良質のたんぱく質で、ダイエット中の筋肉の低下を防ぎ、健康で太りにくい体を作ります。
あなたも一日1パックの簡単納豆ダイエットで、リバウンドしにくい素敵なボディーを作ってくださいね。