交渉がうまくなるためのテクニック!007スパイ
交渉がうまくなるには、
スパイになるための心理作戦を
理解しなければならいませんね。
実際は、スパイなどの不法なことはしてはいけないのですが、
相手がどう思っているのかを、相手の立場に立ってまず理解することから
何らかの交渉を、始めるべきだと思います。
これからの社会は、情報が決め手で
デジタル化社会でありながらも、
個々のコミュニケーションスキルが求められてきます。
スパイとしての情報収集力を、
現在の問題解決のために有効に使うことを考えるのは
決して間違ったことではないようです。
交渉相手の、聴覚、視覚、感覚、読解力などの能力を見て
自分のメッセージがうまく伝わるような
コミュニケーション能力が求められています。
『・どれほど奇妙で突拍子もない要請をしようと、きわめて短期のうちに、相手に応じさせる自信をもつ。
・心から信頼できる友だちのように思わせる。秘密、心配事、胸の奥底にある恐怖心などを打ち明けられる、心の拠り所のように思わせる。
・ターゲットのふるまいをさりげなく真似て、同じことに関心をもっているように思わせる。
・共感し、ターゲットのことを心から案じているように思わせ、信頼を獲得する。
・大量の情報を分析し、任務遂行の「役に立つもの」と「足を引っ張るもの」の手がかりを得る。
・厳しい鍛錬を続ける。几帳面で、仕事熱心で、献身的。身体をベストの状態にキープする努力を怠らない。
・順応性があり、チームに協力する。計画の実行には不測の事態が付き物だが、だからといってミッションを失敗に終わらせることはない。』
『
人が情報を処理するスタイルを把握できれば、コミュニケーションをはかりやすくなる。相手の関心をひくやり方で情報を伝え、心をわしづかみにするような方法で提案できるようになれば、もっと強靭で、もっと有意義な関係を築けるようになる。
1.聴覚学習スタイル
情報を口頭で伝えられるのを好む。口頭での説明にボディーランゲージが加われば、いっそう理解しやすい。
2.視覚学習スタイル
ただ口で説明されるだけではなく、実際に目の前でそれが機能するところを見せてもらう必要がある。写真、絵画、図表、グラフ、リストなどがあれば、その内容をしっかりと理解できる。
3.身体感覚学習スタイル
実際に物に触れ、その素材の感触、手触りを確かめるのが好きだ。何事も自分でやってみて、そこから学ぶ。また学習している最中に、動きまわるのが好きな人も多い。
4.読み書き学習スタイル
読んだり書いたりしていると、スムーズに学ぶことができる。記されている情報をしっかりと把握し、吸収することもできるし、それを自分なりの言葉に置き換えて理解することもできる。
「この人はコミュニケーション能力が高い」と思われたいのなら、日々のビジネスの場で、相手がどんな学習スタイルにあてはまるのかを推測しよう。』
スパイと聞けば、悪いイメージがあるかと思いますが、
人と人との対立や紛争を収めるには
個々の意見や感情の相違を
スタート時点で、知ることが大切です。
相手の情報処理能力を知ることから
コミュニケーションを始めていかなければなりません。
皆さんも、ご家庭や会社のトラブル解消に
ぜひ、スパイのテクニックを有意義にご利用ください。